食ビジネスを通じて社会に喜びと豊かさを実現する。
経営学、食物学、情報学の3領域からなる文理融合の学びにより「食」のマネジメント力を養います。食品?飲料メーカー、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアや外食?中食産業、農業法人、商社など、食関連のさまざまな分野でマネジメント力を発揮し、活躍できる人材を育成します。
Point
1
食と農の基礎を学ぶ
食品開発(食品学、栄養学、調理学)、食品流通、フードコーディネートに関する知識や、グループでの企業経営を疑似体験する演習やファームでの農業体験などにより、食ビジネスの基礎を学びます。
Point
2
食ビジネスで役立つ企画?提案力を養う
有機農場、中央卸売市場、食品工場、物流センター、百貨店などフードチェーンの体系的な視察や、オリジナル商品の企画?開発と売場実習などのPBL(課題解決型)学修を通じて、「食」の企画?提案力を養います。
Point
3
夢を実現するための課題解決力を身につける
卒業研究では、食ビジネスのさまざまな課題解決のための調査?研究をはじめ、産官学連携によるユニークな商品開発や、食の安全?安心のための仕組みづくりにも挑戦。理想のレストラン?カフェの出店提案や開業計画の作成などを通じて、「食」の課題解決力を身につけます。
Pick Up
1
食ビジネス入門
ヤンマーホールディングス株式会社との産学連携PBL授業により、わが国の農業が抱えている課題をはじめ、食料自給率の低下や食品ロス問題などについて理解を深めます。また、ヤンマーファームでの農業体験を通じて、「食」の大切さを学びます。成果発表会ではグループワークで取り組んだ「大阪の農業をもっと元気にするオリジナル企画」を提案します。
Pick Up
2
カフェ経営演習
カフェ運営のスキルはもちろん、レストラン?カフェ店舗などの開業に必要な経営、企画、調理技術、メニュー開発など幅広い知識とスキルを実習中心で学びます。プロ仕様のエスプレッソマシンによるコーヒー抽出、カフェアート技術など、業界で活躍するプロによる授業も企画しています。
PBL学修に力を入れて即戦力となれる人材を育てます。
実社会の課題に対し、食ビジネスの現場で試行錯誤しながら、解決策を提案するPBL(課題解決型)学修に取り組んでいます。主体的に学ぶことで企画?開発やマーケティング、マネジメントなどの専門的なスキルを身につけ、企業や自治体で即戦力となれる人材を育成しています。
コース主任髙畑 能久教授
大手総合食品メーカーにて、食物アレルギー配慮食品の研究開発や新規事業、グループの経営企画などを担う。安全安心なフードシステムを構築するため食品防御の研究にも取り組む。博士(農学)。「農林水産技術会議会長賞」受賞。
食品?飲料メーカー、食系卸?小売業、外食?中食産業、農業法人、公務員、教員 など
企画した商品を販売する授業が、商品開発に興味を持つきっかけに。
幼いころから関心があった「食」に加え、経営の分野も学べるため、就職時に選択の幅が広がると感じ本コースを志望しました。企業と連携し、自分たちが企画した商品を販売する授業は、商品開発に興味を持つきっかけになりました。「食」を通じて多くの人を笑顔にできるよう、専門知識や技術を身につけ、課題解決に取り組んでいきたいです。
藤井 千尋さん 2年生